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音楽×本1,402組
  • 「いつまでも続くわけないだろう」とは、メンバーの誰もが薄々気付いているのかもしれない。しかし、衰えても脅されても、ロマン探しに終わりはない。
  • 何かいい事ないかな~って、心の声が漏れてきそうな日常。そこに「ちょっと変、だけど面白い」人たちが入り込む。皆で悩んで、学ぶのです。
  • 今村夏子にはビリー・アイリッシュがよく似合う。
    淡々と書かれる文体とストーリーからのぞく不気味さと狂気。
    あひるとは一体なんだったのだろう?
    血の通った命なのか、孤独を紛らわすためのシステムの要素なのか。
    であれば人は? 弟夫婦に生まれた赤ちゃんは?
    現代版グリム童話がここにある。
  • [時には誰かを知らず知らずのうちに
    傷つけてしまったり 失ったりして初めて
    犯した罪を知る]
    [戻れないよ、昔のようには 煌めいて見えたとしても]
    [いつものように笑ってたんだ 分かり合えると思ってたんだ
    曖昧なサインを見落として途方のない間違い探し]
    楓と秋好、二人とも歌詞が合う。
    ネタバレになるので多くは語らないけれど、
    「白日」が、もう元に戻れないけど、煌めく時を共に過ごした二人をよく表していると思う。

    この本「青くて痛くて脆い」を読み終えた時、以前の私ならもっと違う感想を持ったかもしれない。けれど、人を傷つけて縁を切り、[取り返しのつかない過ち]をした今の私にとっては、背中を押してくれる存在だ。

    いつかあの人に[季節を越えてまた出会えたら]、この本とこの歌を胸に刻んで行こう。
  • 心が開くまで進んでいけ。つぼんだままでいては、誰も蜜を運んではくれないから。
  • 孤狼の命が尽きる時、ある者は怒り、ある者は嗤った。しかし、その血は確かに受け継がれた。
  • "con te partiro"は英語歌詞だと"time to say goodbye"と別れを連想させる歌詞になってますが、本来は「君とともに旅立とう」という旅立ちの歌だそうです。

    『不在の騎士』はイタリアの「文学の魔術師」イタロ・カルヴィーノの傑作ファンタジー。軽やかに進む冒険と戦い、そして恋。

    曲の歌詞が示す「旅立つ2人」というのはアジルールフォとグルドゥルーか、あるいはランバルドとブラダマンテ、もしかするとトリスモンドとソフローニアかもしれませんね。
  • 「勝ち逃げ」に味を占めた誰かと、蜃気楼を越えることを諦めた誰か。その共同作業によって、この社会の悲しみは作られた。
  • まず自分を許せなければ、他者を許すこともできない。
    「愛情が何か分かる?私は、尊重と尊敬と信頼だと思ってる」(P.235)
  • 「何かが終わる、と妙子は思った。次第に壊されていく山荘の姿は、何か大きな生き物の終わりのようにも見えた」(P.332)
    終わりの始まり、それが1969。
  • みんな世界を変えたいのに、誰もやろうとしないんだ。それって全然ハラショーじゃないな。よう、これからどうする?
  • 魔法を止めるのか、続けるのか。七草が思索し、答えを出す過程が、歌詞にリンクしていた。それぞれのタイトルにも呼応する要素を感じる。
  • ♪いつか生まれ変わることできても、私は私を選んでいたい

    自分の意志で強く立ち上がる、そんな情景が浮かんできたから。
  • その翼は汚れていて、他人が触れるのを怖がるかもしれない。皆が気軽に口ずさむ歌のように、華麗に広がることはないだろう。ならば、どうするか。
  • 幻想と真実は、人間を正しく走らせる両輪。それは、安心と恐怖(希望と絶望)の均衡とも言える。秤がどちらに傾いても、きっと心は荒れてしまう。
  • 恋しちゃったんだ、多分。
    気付いてないでしょう。
    この巻で想いに気付くので、この曲かな~。
  • 生きていたんだよな。
    過去の自分と新しい自分との決別。
    そんな瞬間がどこか歌詞とリンクするようなしないような…。
    生きることに関してとても力強さを感じる一曲かなと思いました。
  • 自分とよく似た容姿を持つ浮浪者の男と出会い、保険金殺人を企てる男の話です。ナボコフ流の叙述トリック。

    曲によって物語が、また物語によって曲が少し変化する気がしますね。
  • 彼は心に傷を負った。
    人を信じきれなかった。

    彼は天才だ。
    面白い話を聞かせて、
    滑稽な役を演じて、
    人を元気づける。

    でも、それは
    ほんとうの彼じゃない。

    臆病で、強がりで、
    嘘ばかりついて。

    だれよりも傷つきやすい、
    繊細な人。
    それこそがおどけてばかりいる、彼の本心だ。

    親しい人にさえも、
    心に鍵をかけて閉ざした。

    独りぼっちになるのが、
    こわいから。

    ほんとうはみんなと一緒にいたいけど、
    傷をつけてしまうのが嫌だから。

    だから、君が生み出した生き物たちは、
    こんなにも躍動感があって、愛しいんだ。

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    ※この曲を生み出した小説に、
    感謝の気持ちを込めて。
  • お互いの違いを認め合い、新しい普通を作っていく2人の姿が浮かんだ。

    嫌な人が全く出てこない稀有な小説。小太郎に「呪い」をかけた父でさえ、そこまでの悪者ではない。

    絵はがきと絵手紙では、微妙に違うかもしれないけれど。
  • 欠落感を埋めたい人間に、「暗黙のルール」は通用しない。
  • 癌で亡くなった妻と夫の物語。高校の時に図書館で借りて読んだ本。この曲を聴きながら色んな情景が思い浮かぶ。
  • もしも2人の結末がもう少しでもハッピーエンドだったらこの曲のように昔を懐かしんで幸せを感じられたのではないかと思ってしまいます…もしもだから、正確にこの曲に合ってるとは言えないけどそんな妄想をしてしまいました。
  • 剥き出しになった願いが、破壊的な末路へと繋がる。小説とPV、それぞれのラストが重なった。
  • 「ハッピーエンドじゃない小説」=「不幸な物語」ではない。

    嵐のような結末の先に、うっすらとでも希望を見ることができればいい。
  • 黒く淀んだ水は流れ続け、
    青年は赤い花に埋もれたまま、
    朽ちてゆく。

    死者は彼岸から此岸へ現れた。
    青年は死者と手を取り踊る。

    彼からすれば、一途な純愛に違いない。
    こちらからすれば、理解に苦しむが。
  • 痛快。
    自身の恋愛感、人との距離感をフラットな言葉で刺してくる。

    その割に辛さはない。
    口は悪いけど信じられる友人と話しているときに近い。

    真夜中、眠れない日に少しずつ読んでみたい。
    最果タヒさんの詩集と似た雰囲気だ。

    皆がみんな、どこか辛くて、でも生きているんだよな。

    読み終わると共感でいっぱいになって、
    生きているのもそう悪くはないのだと思えてくる。
  • RHYMESTERとセッションした曲をセレクト。スキマが醸し出す勝負の高揚感、そして腐れ縁とユーモアを表現したライムスのラップがベストマッチ。
  • SNSは心理学的に言うと「報酬系」らしい。覗くまで快か不快か分からぬ「情報のギャンブル」だからこそ、ハマってしまうのだ。

    とはいえ、タイムラインを眺めただけで、怒りを覚えたり、将来に絶望するのはおかしい。情報の取捨選択も大事だが、それ以上に疎かにできないのは、「自分との対話」なのかもしれない。
  • 【主題歌から本へ】SINGLES...お一人様より孤独な、お一人様「たち」。

    SINGLEじゃなくて、SINGLE「S」
    別れてお一人様になったのに、お二人様の残像が消えない歌で、
    タイトルと絡めて、衝撃をうけた歌。

    で、なんでバリバリ企業買収するドラマとタイアップされたんだ?と原作小説をよむ。
    アル中の配偶者を支える夫婦、あぁずっとお一人様たちで来たツケなんだなとか。
    別れたパートナー、同僚、かつての切ない思い出...見方によっては、至るところで、「お一人様」たちが見受けられる。

    コテコテにセンチメンタルなラブソングとタイアップすると、
    ガツガツした経済小説も、少し情緒的に楽しめそう。笑