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主題歌1曲
  • 争いも差別もない世界。
    そんなのは、理想郷だ。
    そう言い切ることは誰にでもできる。

    この世の絶望をすべてぶつけたかのような展開に、何度も手を止めながら読み進めた。そして気付いたことがある。
    この小説は自分自身への挑戦状なのだ、と。

    直貴の人生は、彼しか変えられない。
    ならば、私の人生は尚更のことだ。

    読むときはどうか、覚悟してほしい。
    自分自身と向き合わなければ、一ページたりとも進まないのだから。

    涙をこらえて読み進めた先に、希望とも違うなにかが、音を立てて拓けてくるだろう。
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