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音楽×本11組
  • 主人公はロマンチストの三要素「反抗」「隠遁」「堕落」を備えたその道の立派な人物(つまり、どうしようもないダメ人間)である。

    曲は作中でも歌われていた労働歌の木遣りです。
  • 5/17
    不器用だけど素朴な正義感を持つ、無鉄砲でちょっとかわいい坊ちゃんにキュンとする。
    つっけんどんな文章なのに最後の最後に泣かされるとは思わなかった。
    多くは語らない坊ちゃんと清の関係性が面白い。坊ちゃんが清に抱くような感情を表現するにふさわしい言葉はなかなか見つからない。この物語全体がその感情を多すぎもなく少なすぎもない形で表してるんじゃないかと思う。清が出てくる場面はそう多くもないのに、なぜかそう感じた。
    曲は読後感で。最後、とても晴れやかな気持ちになったし少し滑稽な、おどけたような物語全体の雰囲気にもぴったりだなと思った。
  • こころは卒論でも取り扱った作品です。
    各人物からの視点で見ると本当に違う見解が出て来ていて面白いことがわかりました。
    この曲の「貴方はきっと外では違う顔なのでしょ」という部分にドキッとするのは私だけでしょうか。
    登場人物がそれぞれの秘密を隠しているところが思い浮かびます。
  • 僕は伊坂幸太郎の著作が好きですが、あちらは「複雑な悪」で、一方「坊ちゃん」はシンプルな善悪の物語。
    キャラクターがユーモラスで悪役が魅力的なところは似ているかと思います。
    物語がシンプルな分、読後感の爽快!
    漱石のクラシカルさ、ユーモラスな筆致、聴き終えた時の爽快感などからこの曲が主題歌だと面白いかなと思いました。
  • 『こゝろ』は学生時代「読まされた」からのっぺりとつまらない印象が残っている人も多い。けれど、淡々とした文章の中でこの曲のように「付き纏う不安と焦燥」や「人の汚い感情」を表現した実は激しい物語だと私は思っています。