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本×音楽8組
  • 血の繋がらない親たちとの暮らしを子の目線から描いている話であるが、僕はこの話の本当の主人公は森宮さんをはじめとする親たちだと思っている。

    主人公の女の子は方程式の変数xみたいなもので、彼女の目線や心情が存在することで、それに関わる人たちの心情もなぜか伝わりやすくなるという不思議な構造。

    まさにバトンの目線から語ることで、リレー走者全員分のドラマが伝わってくる。

    親本人の目線でずっと語る以上の感動が生まれている。

    一番感動したのは、森宮さんの優子に対する自然体かつ懐の大きな愛の在り方だ。
    未来が2つにしてくれた優子の帰る場所を最後まで守り続けてくれた彼が、次にバトンを回すときの晴れやかさと重みは、特に大きな事件も起きない日常のシーンを丁寧に描きつづけたからこそ沁みてくる。

    家族というのは、何かが起きたときのヒーローというより、何も起きない日常を守ってくれる存在なのだと気づかされた。

    主題歌はさだまさし『奇跡〜大きな愛のように〜』。
    森宮さんの心にずっとあった優子への思いはこの曲が歌ってくれている。

    "僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない
    けれどあなたを想う心なら 神様に負けない"

    "どんなにせつなくても 必ず明日は来る
    ながいながい坂道をのぼるのは あなた独りじゃない"

    この小説で、強烈な悲劇や大逆転劇は起こらないかもしれない。
    刺激が足りないと思う人もいるかもしれない。
    しかし、それこそ、彼女がたくさんの大きな愛に守られてきた一番の証なのだ。
  • この曲には謎が残されている。

    なぜ、特殊な歌い方で歌われるのか。
    同じような歌い方のlast minuteと、何か関係性はあるのか?

    どうしても謎が多いだけに、勘繰ってしまう。

    主人公の「僕」は会いに行こうと、「君」のいる世界に辿りつこうとしても、何者かに阻まれてしまう。
    生者と死者が交わってはならないように。謎を謎のままで放置するために。
    雷鳴が轟き、雨が降り続いた「あの時」以外、触れることができないのだ。

    実体がない蜃気楼のように、境目は曖昧であるのに、侵入を拒まれている。

    真夜中に見る無意識と、起きている時に見る意識が決して交わらないということが分かっているからこそ、物語もこの音楽も、群を抜いて切なくて儚いのだ。
  • 「本には奇跡を起こす力がある」。その言葉を彼は信じた。
    くすみ書房を支援する輪は、いつしか全国に広がっていった。

    「神様ほんの少しだけ 絵に描いた幸せを」。

    気を抜くと忘れてしまいそうなぐらいにささやかだ。ささやかだけど、大切な輪。彼には同じぐらい思い入れが強くて、優しい歌が似合う。

    「さあここにおいでよ 何もないけれど
    どこにでも行けるよ 少し身悶えるくらい」

    当たり前の日常のなかに人知れず咲く花を、人は奇跡と呼ぶのかもしれない。
  • 2/1
    医療ドラマ『DOCTORS3 〜最強の名医〜』の主題歌。「奇跡は起こるものじゃない 起こすものなんだ」という、全ての人への応援が込められた歌詞がこの本にぴったり!
  • この曲が一番クリスマス気分を味わえまっす!!アリアナの可愛らしい歌声に癒されながらリラックスして読むのは至福でした( ^∀^)
  • (;ω;)
  • 僕の中で君を思うことが明日の生きる力に変わってく
    もし向き合えたなら同じ歩幅で信じ合える道を歩いて行こう
    こんなにも君を思うだけで苦しくて愛しさ募る気持ち
    会いたくて君の好きなうたを繰り返し口ずさんだ帰り道
  • これは 絶対ガラスの仮面!と思って調べたのですが、思うようなOP EDがなくて、、、。奇跡の人は 北島マヤもやった有名な作品ですし。この歌は、稀有の才能を持つ彼女を本格的な演劇の世界へ送り出す 学生劇団のメンバーの気持ちを表しているように思います。彼女こそ 奇跡の人であり、そこへの道が拓けたのも 奇跡とも言えるように感じます。