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本×音楽17組
  • 時代を渡って綴られる対立する者の物語と合って選びました。
    『シーソーモンスター』で書かれていた対立しても相手のことを知ろうとすることが大切って、うまくいかない恋愛みたいと思ったことも選んだ理由の一つです。
  • 赤の他人を生きた「ある男」は確かな愛の中にも、不安やもどかしさがあったのではと思います
  • この作品は、恋愛小説であるのですがどこか人間臭さもあり、ただ一言で恋愛小説ですとは言い切れない作品です。
    何よりも川上未映子さんが書く、文章や言葉が本当に美しく綺麗です。
    この作品にBGMを合わせるとしたら、迷うことなく、このショパンの''子守唄''。
    この子守唄は、作品の中で出てくるのですが、
    まさにひとりきりの真夜中を過ごす人たちを、優しく包み込んでくれるような、そんな音色です。
  • 本書の著者もデザイナーで案件を400個も抱えスピード感を持って仕事をし、しかもクオリティが高い。
    アップテンポな星野源の『恋』は仕事のスピード感を表し、
    また星野源さん自身も歌手以外に小説を書いたり俳優をしたりと複数の肩書き(タスク)をこなしているのに、どれもクオリティが高い。タスクが多いからこそ質が高いという逆説のようなセオリーを体現している点でピッタリじゃないかと考えました。
  • 📗「ありがとう、ごめんね。」×🎵「誰の命もまた誰かを輝かすための光」

    嬉しいのに悲しい。悲しいのに安心する。
    相反する感情と向き合いながら生きていく時間は
    苦しくて、せつなくて、愛に溢れている。

    限りある命の生き方を、美しい雨と言葉に乗せて伝えてくれる物語です。

    「花の匂い」の歌詞が、
    この物語の景色と、言葉、感情にぴったりはまっている。

    読み終えた後に聞いちゃうと、泣いてしまいました。おススメです。

  • 初恋であるハンナの影を払えないのに、再会してしまうと状況の複雑さから近付けなくなっている。ストーリーのなかで幾度も思い出されるハンナとの美しい記憶と、ラストのどうしようもない悲しさが、この曲のメロディにも歌詞にも合うと思いました。
  • 女性目線の歌詞ですが、私には素直になれず厭世的で孤独なキャプテン・コックことミシェルが、人形達を通じてムーシュに訴えている様な歌詞にも思えました。『僕の声聴こえてるなら……♪』のワンフレーズが特ににんじんさんや人形達を通した彼の叫びの様にも感じられます。『それじゃ僕達って一体誰なんだい?ムーシュ!』……にんじんさんのあの台詞や『愛している』『愛して欲しい』と素直に言えないミシェルの想いが、この曲の切ない旋律と共に脳内に蘇る1曲です。
  • 作中に登場する「人間は、恋と革命のために生れて来たのだ。」とは、『恋とマシンガン』とまさに一致すると思いました。
  •  日本の〝骨董品〟と外国由来の〝ワルツ〟とでは、一見すると正反対のように思える組み合わせ。
     しかし双方の物語に隠された、語り手の思いや相手の求める心の声(主人公たちの交錯する思いの描写)がグッとはまる気がする、異文化コラボ的チョイス。
     やや淡々と、落ち着いた雰囲気のあるもの同士の組み合わせではあるものの、曲の方にある僅かな仄暗さを古めかしさに変えた曲に編集することができたらバッチリ合いそうな気がしてしまいます。
     この二つの作品から感じ取れる共通点の一つに〝奥ゆかしさ〟もあると思います。なので、あえてスロー再生してみても面白いかもしれません!
  • 大人しく人とのコミュニケーションに自信を持てない30代女性の(実質)初恋の物語。
    物語全体の空気感はあまり派手なことは起こらず、大人っぽい落ち着いた雰囲気なのだが、主人公の心から見る恋の景色はまるで少女のそれのように切なく清新な色合いを持つものだった。
    「好き」「愛してる」では表現しきることのできない溢れる気持ちを「心臓をあげる」という表現に託した本曲を主題歌として添えたい。