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音楽×本2組
  • 山口一郎は、パウル・クレーに強い影響を受けた。
    時代を享受し、いつも最先端を歩み続けてきた。

    雪崩を起こさんばかりに積み重なった本。
    状況もわからず、後ろ指を指す部外者。
    黙々とパソコンの画面に向かい、ペンを走らせる彼。

    これはクレーの名を冠した楽曲である。
    彼の中に詰まった憂いをぶつけるように、いつになくアグレッシブに歌われる。

    まるで頭の中で悶々と考え続け、問いのない答えを見つけ出す途方もない作業をしているようだ。

    遠い地で心を摩耗させ、作品をひとり作り続ける自分。
    「それが全ての始まりです」

    彼に影響を受け、新しい時代を作り上げる人間はいったい誰だろう。

    旅は、これから始まったばかりなのだ。